フレットレスベースとか難しいに決まってる!
ベーシストの方とお話ししていても、「フレットレスベース?弾いてみたいけど弾ける気がしない」と、苦手意識を持たれている方とよくお会いします。
フレットレスベースを弾いてみたいと思ったのなら、まずは自分自身で弾いてみましょう。
フレットレスベースは普通のベースより弾くのは難しいですが、、、手が届かない!というレベルの難しさではありません。
・フレットレスベースって独特の音がして興味はあるけど、弾けっこない。。。
・フレットレスベースを弾くのは難しくて、自分にはムリに決まっている
・フレットラインの上が押弦とか難しい!絶対ムリ!
90%の人が最初はそう思っています!
最初は難しいかもしれませんが、1ヶ月も弾いてみれば案外なんとかなるもんです。
そんなことよりも興味があるならやってみる精神が大切なんです!
思い出してください!人生で初めてベースを触った日を…
ベースを始めた初期衝動と同じです!
フレットレスベースを弾いてみたいのなら一度弾いてみよう。
当たり前のことなんですが、新たにフレットレスベースを弾いて損することってないんですよ。
些細な気持ちでフレットレスベースを弾いてみたら…家を燃やされました…。
そんなの聞いたことがありません。
弾いてみて「自分に合ってないな」と思ったならおしまい。
自分には合わないとわかったので、次に進めます。
極論:フレットレスベースをチャレンジすることに得しかない。
・新しいフレーズやインスピレーションを得られる
・弾いて損をすることもないから、弾いてみよう
理由1:自分の中に眠る新しい可能性が呼び出される可能性あり
フレットレスを弾いてみたいな。と思って、実際に弾いてみたらガチッとハマる可能性もあるんです。今まで全然思いつかなかったフレーズが生まれてきたり、一度封印したベースラインがフレットレスなら生まれ変わるかもしれません。
理由2:やってみたい=真実
このブログを見てるあなたが、ベース弾き始めたの頃と全く一緒なんです。
やってみたい!という初期衝動は真実です。それならやってみないと勿体ない。
やってみたいなら実際にフレットレスベースを弾いてみれば良いのです。
最初こそは弾けなくても、思ったより弾けるものですし、普通のエレキベースを弾いてたのなら、感覚で弾けるようになれますよ。
理由3:弾いたことがない=想像でしかない
実際にフレットレスベースを一切触ったことがない場合、難しいというハードルを上げているだけかもしれません。フレットラインピッタリ真上に指を押弦しないと絶対だめ。とか思われるかもしれませんが、別に真上がルールでもないわけです。
僕はこのパターンでした。弾けないと思ってたけど、いざ弾いてみたらできた。っていう。
フレットレスベースは「難しい」より「面白い」
僕自身のお話しなんですが、、、フレットレスベース弾ける人間=上手い人。
「自分の演奏レベルでフレットレスなんて難しい楽器弾けるわけがない。」
そんな固定概念が頭の中で固着してしまい、一歩踏み出すことができませんでした。
そのまま10年の時を経て…
ベースに興味を失ってしまったんです。
うわー…ベースおもんねぇ…飽きたわ…バンドもやめようかな
って本気で考えていました。
このまま興味を失って音楽人生終わらせるのは嫌だなーと悩んだ結果、この流れを断ち切らねば!
だからサブの5弦ベースをフレットレスに改造してスタジオ練習に入ってみたんです。
いつもの弾いてる曲のベースラインが変わった
・5フレットを使わず0フレットを使うようになる
・フレーズの幅が拡がる
・曲の雰囲気も変わる
・結果的に自分の引き出しが増えた
スランプだった私の気持ちはスタジオ1回だけで、次のスタジオも楽しみで仕方がなくなる位にモチベーションが上がりました。
自宅でできるフレットレスベースを練習方法
フレットレスで演奏されたフレーズをコピーする練習は当たり前にするとして、それ以外にはどんな練習をすればよいのか?
好きな歌メロをコピーする
普段聞いている曲の歌メロなんかをコピーするとフレットレスベースでの表現力が上がります。
歌はフレットレスと同じように無限音階なので、フレットレスベースで歌を歌うような感覚で練習していくとピッチの安定とフレットレスらしさが見についていきました。
ヴォーカルメロディの他にもサックスのパートを耳コピしていくのもオススメです。
ジャコ・パストリアスなんかも管楽器をアイデアに独自のフレーズを作っていたらしいので、引き出しを増やすためにも是非試してみてください。
フレットレスベースのピッチは独特の雰囲気が出せる
音が根本的にはずれてしまっては元も子もありませんが、少しのズレなんかは味になる場合もあるんです。
それにアンサンブルの中でちょっとくらいピッチが外れバレません。
絶対にフレットラインの上を押弦しないといけないなんてこともありません。
プロの人の演奏見てても、フレットラインから微妙にズレてる部分で押さえたりしています。
でも、違和感はありませんし逆に良かったりするんですよ。
ピッチは大切ですけどそれ以上に弾きたいように自分の音を出した方がベースを弾けちゃいます。
フレットレスベースに興味があるなら弾いてみよう!
難しい!と思われがちなフレットレスベースですが、実際に触ってみたら案外弾けちゃった。っていう人が多いです。新しく楽器を買う時ってテンションも上がりますし、嬉しくて練習しちゃうじゃないですか?
それで弾けるようになっちゃう人多いですよー。
フレットレスベースを使うのも個人の自由なので、興味があるのなら是非ともチャレンジして自分自身の新たな可能性を感じてほしいです!
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