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Sireから最高級モデル Sire V10発表

Sire V10 Sire
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プロのサウンドを常識ハズレの価格で販売の理念の下に、ミュージシャンが最初のベースを手に取りやすいように全てのパーツを自社で製造し、信じられないような値段で高クオリティなベースを販売し続けるSire。

そのSireからV10と呼ばれる最高グレードのモデルが販売されました。

Sireだからこそ、この価格帯でここまでのスペックにできたといわざるえないでしょう。

ベース界の革命!Sire(サイアー)ベースが注目される理由
マーカス・ミラーがFenderとのエンドースを断ってまで力を入れたSire(サイアー)ベース。ライブ・レコーディングといったプロの世界でも通用するSireは6万円という信じられない値段から手に入る革命的なベースです。

 

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Sire V10 はSireベースの集大成とも呼べるベース

Sire V10 

Sire V7が販売され、SNSを筆頭に世界各国で高評価のSire。
これまでの最高グレードのV9では、トーンウッドとしてフレイムメイプルをトップ材に、アッシュとアルダーボデイを選べましたが、V10ではビディ材がスワンプアッシュボディのみ。
特性の1ピース ローストフレイムメイプルとフレイムメイプル指板といったスペックとなっています。

V9同様に5弦モデルには2本のカーボンをトラスロッドの両脇に埋め込んだり、これまでSireが培ってきた技術を惜しみなく投入しています。

それではSire V10の変更点を細かく見ていきましょう。

Sire V10のネックと指板はローストフレイムメイプル

Sire V10 ローストフレイムメイプル

Sire v10で使用されているローストフレイムメイプルネックは、燃焼を防ぐために無酸素環境の窯を使い、木材を300°Cを超える温度で加熱することにより、木材の組成とテクスチャーを変える特別に製造されたネックです。

この特別な乾燥プロセスで製造されたネックは強度を高くなり、木材はより安定し、湿度変動の影響を受けにくくなり、ネックの重量は軽くなっています。

木材の密度を改善し、サスティーンを向上させ、適切に管理された古いビンテージ楽器の木製構造と同様の効果をもたらします。

指板材の厚めに貼られたフレイムドメイプルの高級感溢れる外観も印象的です。

Sire V10 ローストフレイムメイプル

Sire V10には専用ピックアップが搭載

Sire プレミアムピックアップ

Sire V10にはこれまでのMarcus Super-J Revolution SetからMarcus Premium-J Revolution Setへと変更されています。

スーパーからプレミアムに変わっていますが、音的な変化がどのようなものなのかはわかりません…。

ローストフレイムメイプル材の影響なのかボディ材の影響なのか、はたまたこのプレミアムピックアップの影響なのかはわかりませんが、前モデルのV9と比べて再生されている帯域がV9より上のように感じます。

Sire V10 はハイポジションから非対称ネック

これも大きく変わったポイントの一つでしょう。Sireのローポジションは通常のCシェイプで、ハイポジションの方は低音弦側が厚くなり、高音弦側は薄くなっています。

そのおかげでSire V10は長時間のプレイが可能になり、左右非対称ネックによって一層スムーズなフィンガリングが可能になり、ベースプレイヤーのパフォーマンスを最大限に引き出せる仕様です。

Sire V10 指板インレイはアバロン貝

指板のインレイには高級楽器の定番とも呼べるアバロン貝が使われています。
これまでのSireVシリーズではパーロイドと呼ばれる人工素材を使っていたので、嬉しい人には嬉しい変更でしょう。
音への影響はあまりなさそうですが…

Sire V10の値段は…15万は超えそう

Sire V9までは高くとも10万超えるか超えないか…という価格設定でしたが、V10は5弦の表記が$1,499と書かれています。コスト面で言えばそこそこ高い値段となってしまい、Sireの安さ的な魅力は半減してしまいますが、ローストフレイムメイプルとプレミアムピックアップ、さらに非対称ネックがくっついてくるとこの位の値段でもむしろ安いくらいなのかな?と個人的には感じます。

 

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