Fender社が持つブランドの一つSquier(スクワイア)
ロゴにもFenderの名前が入っているため、本家Fenderと同じく「ジャズベース」や「プレシジョンベース」という名前を使える。
Fenderと比べると手に入れやすい価格で販売されているので、最初の1本に選ばれやすいメーカーです。Fenderの名前を背負っているだけあって、王道的で扱いやすい音色が特徴。
初心者はもちろん、中級者にも利用されるブランドです。
Squier(スクワイア/スクワイヤー)
私たちのよく知るSquierの生まれは、本家Fenderが新たな自国以外で製造ラインを探していた頃、日本に白羽の矢が立ってFender Japanが設立され、Fender Japanよりもコストパフォーマンスを重視したSquierが生まれた歴史があります。設立が1982年ですね。
初期のSquierはFender Japanと共にフジゲンが製造を担っていました。
そのためJV、SQ、Eシリアルはインターネット上で神格化されていたり、高価格で取引がされています。
ただ、ここで一つお話ししておきたいのが…必ずしもフジゲンが作ったJVシリアルだから良いベースとは思い込まないでください。
確かに良い個体があるのも事実ですが、楽器作りは時代が進むごとに進化しており、現在のSquierだって良い個体はいくらでもあります。
プロべーシスト 多田尚人さんがJVシリアル Squierを実際に弾き比べ
プロベーシストの多田尚人さんが1983年に作られたJVシリアルのSquier ジャズベースとプレシジョンベースを弾き比べている動画がありました。
多田直人さんの演奏が素晴らし過ぎて、参考にはならないのかもしれませんが、Squierだってこんなに良い音がするんですね。
Squier JVシリアル SPB50 プレシジョンベース
Squier JVシリアル SJB55 ジャズベース
ピノ・パラディーノの息子ロッコ・パラディーノも愛用!Squierベース
世界的に有名なベーシスト ピノ・パラディーノ
その息子であるロッコ・パラディーはSquierのジャズベースを使っているのは有名だったりします。
動画を見る限り日本製のバスウッドボディのSquierベースを使っていますね。
Squierのラインナップ
現在はインドネシア工場か中国工場で作られているSquierですが、決して安かろう悪かろうというイメージはありません。
Squierベースはベースを始めた初心者でも手に入れやすい価格帯から少し価格が高いモデルも販売されています。
現在Squierから販売されているベースのラインナップです。
SQUIER ( スクワイヤ ) / Affinity シリーズ
Affinitiy JAZZ BASSシリーズ、サンバースト、赤、黒、青などの王道的なプレシジョンベース・ジャズベースを販売しています。
Squier Classic Vibe シリーズ
名前の通り、古き良きヴィンテージライクな楽器を現代に呼び起こしたシリーズ。
低価格がウリのSquierと言えども、このシリーズにはコストがかかっているので、料金は少し高めに設定されています。Fender Playerシリーズが買えそうな値段。
ピックアップもFenderが音をデザインしたアルニコピックアップが採用されており、Affinityと比べると1ランクどころか2ランク上のものが使われています。
Playerシリーズよりこっちを買うっていう人がいてもおかしくない。その位実用性のある楽器です。
ヴィンテージ要素の強い60年代スタイルやメイプル指板の70sモデルなどバリエーション豊かです。
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