ベース弦ってギター弦と比べると高いし、1回交換するのにダダリオでも2000円以上飛んでいきます。ベース弦を頻繁に交換する人にはかなりの出費にもなりかねません。
できる限りベース弦を交換せずに安く済ませてなおかついい音を出したい…と誰しもが思うでしょう。
そんな願いを叶えてくれるのがコーティング弦。
値段は通常ベース弦の2倍くらいするけれど寿命は3~4倍…!
トータルで見たらお得!!!
でも、コーティング弦って実際どうなの?
コーティングされてたら音が丸くなるんじゃない…?と疑問視する方も多いかと思います。
本日は貧乏性のワタシが今まで使ったコーティング弦を紹介していきます。
Elixir 元祖コーティング弦はやはり強し
The・定番
一発目にこれを持ってくるのは、安定してて良いんですよ。
元祖コーティング弦だけあって抜群に良い。
Elixirは元祖コーティング弦だけあって、コーティング特許技術を持っています。
弦がスベスベでフィンガーイーズやファストフレットを塗ったように滑ってくれます。
この弦がスルスル滑る感触が左手のフィンガリングを助けてくれて、抜け出せません。
ノンコーティング弦のような張りたてのブライト感はないものの、適度なブライト感が逆に良い、テンション感はわりと固めなので、ピッキングが強い人にもオススメできる弦ですね。寿命もやっぱり長い。
半年使ったらさすがにへたってはくるけど、バキバキの音を求めてないのなら問題なく使えると思います。
1年くらい使ってもまぁ、、、ありかな?
パリンパリンな成分はなくなってるけど、スベスベ感は中々消えません。
私は半年周期で交換していますが、使い終わった弦はサブのベースに張り替えて再利用します(貧乏性MAX)
ステンレスVerはジャリッとブライト感も強いので、バキバキさせたい人はステンレスのElixirもオススメです!
コーティング弦で1200円!? Aria proⅡ
余りの安さに思わず購入してみたけど、Elixirみたいなのを期待してるとガッカリする。
安いには安い理由があるんだな。と改めて認識。
コーティングはされてるけど、Elixirのような滑りはなく、弦と指にも引っかかりも感じます。張りたてのブライトさもなく最初から張って2週間くらいたったような音。
テンション感はElixirよりも固く、しなりもなくフラットワウンドを弾いているような硬さ。よく使うポジションはブロンズ弦のように赤く変色していく、寿命の長さも感じず、これ買うくらいなら激安弦買ってもいいんじゃないかと思う。
DR HI-DEFステージ映えは間違いなし!
メインでフレットレスベースを使っているからライブ中に目立つ!と思って購入したけど、Elixirのような滑らかさはありません。スライドしたりするとちょっと指が熱くなる感じはフラットワウンドみたいな印象(質感は全然違います)。
DRのハイビームをイメージしてたら意外なほど普通。ワクワクして張ってみたらブライト感も余り感じなかった。テンション感も普通のDRと比べると少し固く感じます。
ただし、見た目は最高。
通常弦と比べると寿命は長いが、ヘタってはないけど死にかけの期間がかなり長い…という感じでした。
弾きやすさより見た目を取るならこれしかないと思う。
実際見た目がカッコいいから使ってる人は多い。
定番弦メーカーのコーティング弦 DAddario
ダダリオが新たに開発したコーティング弦
Elixirと比べるとコーティング感は少なくて、普通の弦と大差を感じません。
Elixirのツルツル滑る感じが嫌い!という人のための弦だと個人的には感じています。
Elixirと比べるとテンション感は柔らかく、しなやかで右手と左手に優しい印象でした。
コーティング弦に迷ったらとりあえずElixirがオススメ
コーティング弦に悩んだら、まずはElixirをオススメします。
コーティング弦って値段もそこそこ高いですし、慎重になりがちだと思いますが、失敗したくない!というならElixirを購入してみてください。
それがコーティング弦の基準のようなものだと思います。
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