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ベース・ギターの塗装を剥がしたい!塗装を剥がす方法まとめ

ギター・ベース塗装剥がし改造
この記事は約10分で読めます。

ベースの塗装を剥がしたい…

ポリ塗装からラッカー塗装にorオイルフィニッシュにしたい!

木目をギャンギャン目立たせたい!

そんなギター・ベースの塗装を剥がしたい欲というのは楽器弾きなら誰しもが経験します。

ですが、実際に塗装剥がしまで行動を行う人はごく一部…そもそもどう剥がしたらいいのかわからない!と悶々している人のために、ギター・ベースの塗装剥がす方法を紹介します。

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ギター・ベースの塗装を剥がす!その前に立ち止まってください。

塗装剥がすその前に…

なぜ塗装を剥がしたいのか、よく考えてから行動してください。

  1. ベースの見た目を変えたい(見た目が一番)
  2. ベースの音を変えたい(音が良くしたい)
  3. 塗装という服を脱がせて愛するベース ギターを裸にしたい(変態)

ベースの見た目を変えたい(見た目が一番大切)→剥がしましょう

塗装を剥がす前に一番の理由に見た目が気に入らない。というのであれば剥がしましょう。

音が良かろうが見た目が気に入らないベースをぶら下げても、気持ちよくありません。じゃあなんでその楽器買ったんだ…と言われると困るところですが、人の好みは時間と共に変わります

ベースギターの見た目は一番大事と言われても私には否定できません。見た目が最高な楽器を持ってるとライブしてても写真撮られても「自分の楽器カッコいい…」って素敵な気持ちになれますからね。

ベースの音を変えたい(音を今より良くしたい)→一旦落ち着いて

音を良くしたいから塗装を剥がしたい!と考えている方は踏みとどまった方がいいかもしれません。

今の音が気に入っているのならなおさらです!

そもそも塗装剥がした位で弦楽器の音って変わるの?と考えている方…

ギター/ベースの塗装を剥がした場合、音は変わるのか?

変わります。

もうね。ビックリするくらい変わるんです。

塗装は良くも悪くもギターとベースの音にひと役立ってます。

体感ですが、塗装を剥がして音が良くなった。というベースもあれば、塗装剥がして音が悪くなったベースもあります。

良くなる場合もあれば悪くなる場合があるので、今の手持ちのギターやベースの音が世界で一番気に入っている!これ以上のものはない!と思っているなら、塗装剥がしはオススメできません!

あなたが今まで愛してきたギター・ベースの音は変化します。変化した音を愛せるか愛せないかはあなた次第です。

塗装という名の服を脱がせてベースの裸をみたい(変態)→今すぐ剥がせ

今すぐ、塗装を剥がしましょう!

ギター・ベースの塗装を剥がす3つの方法

塗装を剥がす方法は大きくわけて3つあるため、それぞれ紹介していきます。

それぞれに一長一短がございます。自分にあった剥がし方見極めてください。

塗装剥離剤を使って塗装を剥がす

塗装されているギターやベースなら、塗装剥離剤をベース・ギター本体に散布して、スクレイパーやヘラなんかで塗装を剥がせます。

注意点は家の中で使うのは危険ということ…
パッケージにもデカデカと野外用と書かれているので、剥離剤は外で使うものです。

面倒だし風呂場でやってみよ!なんて考えてお風呂場でやっちゃうと、床が溶ける可能性がある劇薬です

分厚いポリ塗装もハクリパワーと塗って1時間くらいしたらきれいに削れる…

剤剥離を放置し過ぎると、塗装が溶け出して木材にまで侵食することもあるため、作業をする際には慎重に!!

ラッカー塗装の場合、塗膜が薄いので、剥離剤を使う際にはとにかく気をつけてください。

わからない子
わからない子

そんなこと言っても自分の楽器がポリ塗装かラッカー塗装なんてわかんないよー!

と悩んでる方へ…多分、ポリ塗装です。

ラッカー塗装の場合、指の爪立てて塗装面をガリガリ擦ってれば塗装が剥がれたり傷がつきます。爪で削れないのならほぼポリという認識でも良いかと…。

楽器を傷つけたくない場合、100円ショップに売っている除光液をギター・ベースの目立たない箇所に垂らしてみましょう。

除光液を垂らす部分
・ブリッジを外した部分
・ピックアップを外して塗装が残っている部分
・ピックガードの裏
・ネックプレートを外した箇所

アセトン入りの除光液を垂らして放置すれば、ラッカー塗装なら溶けてベチャッとします。

ポリ塗装なら無傷です。除光液は100円均一でも売っています。

剥離剤をバインディング部分には塗らないでください。
バインディングが溶けて再利用ができなくなります。

千里の道も一歩から!紙ヤスリで地道に塗装を剥がす!

これ8時間位ヤスリで削ったんだぜ…

必要なモノ
・気が遠くなるようなやる気
紙やすり サンドペーパ 耐水ペーパー 36枚入り 12種類

塗装をひたすら紙ヤスリでザリザリ削り落としていく方法です。

誰でも出来るし、根気よく削っていけば仕上がりも綺麗になります…が削り出して2時間位で心が折れてきます。

そんな時に便利なのがサンダーですね。

荒い紙ヤスリで塗装を剥がし、木材が見えてきたら目の細かいヤスリにしていく、これ以上ない位にシンプル…誰でも出来る反面とてつもない時間がかかります。

分厚いポリ塗装の場合、綺麗にするには半日くらい汗だくになりながら削らないといけないのではないでしょうか…。塗装をヤスリで剥がす作業は千里の道も一歩から!という気持ちでやらないといけません。

無心で塗装を削って剥がす。
そういう作業が好きな人や悟りを開きたい人にはオススメできるかも…

注意点
削り粉が舞うので赤い塗装の楽器をお風呂場で削ると、殺害現場みたいになっちゃいます。

文明の利器 ヒートガン&スクレイパーで塗装を剥がす

必要なモノ
ヒートガン
ステンスクレーパー
サンダー(あれば楽)

ギター・ベースの塗装剥がしではこれが一番楽だと思っています。

ヒートガンとサンダーの2つ買うと4500円くらいかかってしまいますが、剥離剤は1kg3000円、紙やすりは荒い目から細かい目までのセットで1000円位。

ヒートガンとサンダーは初期投資は高くとも工具として長持ちします。
それを考えたらお釣りが来るくらいなんじゃないかな?

ヒートガンを買わずともベース・ギターのボディの上に熱したアイロンをおいて塗装を温め、スクレイパーで剥がすという方法でも可能です。

彼女や嫁さんが愛用しているアイロンを勝手に使うと喧嘩に発展します。塗装剥がしに使ってもいいか確認をとってから使用してください。

ヒートガンとスクレイパーで塗装を剥がしてみた

ヒートガンで5秒くらいベースボディを熱して、スクレイパーで「えいっ」てやると、このくらい剥がれます。

ベースの塗装剥がしバリィッ!って剥がれると気持ちいい

だいたい1時間半でこのくらいは剥がせちゃいます。カッタウェイ部分は剥がしにくいので、注意しましょう。

塗装を剥がしたところで、下地剤残っているので…(少し茶色い部分は下地剤が残っている)

木材が露出するまではガッツリ削りましょう。下地を削る際はベランダやお風呂場、お庭、もしくはDIYスペースを使ってひヤスリがけしてきれいにしましょう。荒目のヤスリから1000番位のヤスリで削ればスベスベになってくれます。

サンダーがあると下地を削るのが時短になります。

ギター・ベースの塗装剥がしのまとめ

ギター・ベースの塗装を剥がしてみたい。という方に向けて、3つの剥がし方を紹介させていただきました。

結論を申し上げますとヒートガン+スクレイパー+サンダーが一番効率が良いし綺麗に塗装を剥がせるなと感じました。

塗装剥がそうとしている方へ、塗装剥がしの作業をする場合は室内じゃなくて外でやってください。とくに剥離剤を使う場合は絶対に外でお願いします!!!!

 

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