ベーシストの皆さん、エフェクターを使用してサウンドの幅を広げたいと思ったことはありませんか?マルチエフェクターは、その願いを叶える魔法のアイテムです。
この記事では、マルチエフェクターの魅力と、ベーシストにおすすめの7つの製品をご紹介します。
個人的な基準としては、値段・できる事など、プレイヤー目線でそれぞれを比較して、ベーシストにとってのオススメのマルチエフェクターを紹介していきます。
ZOOM 驚異のベース用マルチエフェクターMS-60B
大きさはコンパクトエフェクターと変わらないのですが…
なんと、この小ささで5つ同時にエフェクトをかけられる優秀なマルチエフェクター
こんなに小さくてもモデリング音の再現度やノブの操作で直感的な操作が可能で、本気で使えます。
というより、かけっぱなしならこれ一つで充分レベルなクオリティです。
同時に4つのエフェクトをかけられて、これ一つだけでかなりの音作りができるZOOM-MS60Bですが…圧倒的なメリットは、その値段!安さ!
なんとこのZOOM MS60B…8,000円という値段で購入可能なんです!
初めてのマルチエフェクターとしても存分に力を発揮できますし、新しいエフェクターを買ったとしてもエフェクトボードの中で末長く使っていくことができるでしょう。
凄い時代になってきたと心から感じます…!
コンパクトを3つ並べた操作性のマルチエフェクター!ZOOM ( ズーム ) / B3n
ZOOMのベース用マルチエフェクターであるB3の後継機、B3n
2017年に発売、過去の機種のB3と同様、コンパクトエフェクターが3つ並んでいるかのような使い勝手は、直感的に音色をつくっていくことが可能で、ライブハウスなどで中音や外音での細かい調整時に非常に役立ちます。
ディスプレイでツマミの設定などを眼視で確認できるため、極端な話し説明書を見ないでも使うことができますし、自分で作っておいたパッチを150種類も保存できるため、非常に使いやすいです。
さらに専用アプリGuitar Lab 3.0を使えば、随時オンライン配信される最新のエフェクト/パッチを追加されていき、アップデートされ続ける限り音色はどんどん増えていきます。
また、プロベーシストたちが実際に使っているパッチなどもダウンロード可能で憧れのあのベーシストの音が簡単に手に入れられたりと、至れり尽くせりなマルチエフェクター。
また、見た目は3つのコンパクトエフェクターが並んでいるように見えますが、足元で操作できるスクロールボタンによって7つまでエフェクトを設置可能となっています。
見ただけで直感的に操作できる感じはまるでiPhoneを触っているかのようにイージー!
ベースを始めたばかりの初心者からスタジオミュージシャンやプロの人も御用達の超オススメのマルチエフェクターです!
また、メトロノームやリズム・パターンも入っているため1人での練習にも役立ち、海外ツアーに行く時に色々持って行きたくない…ってなったらこれ一台でまかなえます。
マルチエフェクターの集大成!BOSS ( ボス ) / GT-1B Bass Effects Processor
2017年夏頃にBOSSから登場したベース用のマルチエフェクター
こちらはZOOMのB3nと違い、直感的な操作というよりも綿密に作り込んでいくタイプのマルチエフェクターです。
ZOOMとの違いは、入念に作りこんだ音を↓ボタンと↑ボタンでチャンネルを変えて呼び出せるタイプのマルチエフェクターです。
スタジオ内でバッチリでも、使えても現場での箱鳴りで細かな設定をしようとした時、操作に慣れていないと少し手間どる可能性はありますね。
説明書は一読するか、沢山触って操作に慣れないとZoom B3nやMS 60Bと比べると直感性とにおいては劣りますが、説明書を呼んだりYOUTUBEの動画なんかを見ていればすぐ使えると思います。
BOSS GT-1BにはCTLスイッチというものが搭載されており、一番右端にあるCTLボタンは、現在使っているパッチ+@でエフェクト効果をかけたりできる機能です。
CTLチャンネルにチューブスクリーマーなどのエフェクトを設定しておき、ベースソロが回ってきたらCTLスイッチを踏んで少し歪ましたり、コーラスをかけて空間系の音を付与させたり…
これがGT-1Bの唯一無二のポイントだと思います。
また、B3nと違い、オーディオインターフェイスの機能もついており、パソコンとケーブルさえあれば、これ一つでパソコンにつないで音もだせるし録音までできちゃう代物。。
ペダルもついているので、ボリュームやワウなどに使えるのは凄いです。数年前に販売されていたGT10-Bとか音は良かったけど、5キロ位ある上に出来ることが多過ぎて逆に困ったりしましたが…値段はGT10-Bの半分以下でこの音質って…
時代の進化って凄い。
BOSS ME-50B
BOSS ME-50Bは発売から10年の時が経っていますが、未だに現役で使っている方が多いマルチエフェクター。
理由は簡単、音も悪くないし紹介しているマルチエフェクターの中で一番操作が簡単な設計だからです。
マルチエフェクターが3つ並んだ状態で、なおかつ3つのボタンにはそれぞれの役割が決められている。ものすごく簡単。
左がフィルターとトーン
真ん中がドライブとシンセ系
右がディレイとモジュレーション
コンプレッサー系とEQはその上にあるツマミで調整可能なんですが、ME50Bのイコライザーははかなり優秀です。
EQ部分で1万円くらいの価値あるんじゃないかな?って感じるくらい可変幅もあって非常に使いやすい。コンプもナチュラル系のコンプの掛かり具合がいい感じで、原音に忠実な音作りをしてくれます。
BANKも1~3選べて、3種類のメモリーしたパッチに切り替えることが可能です。
この辺りは最新機種のGT-1Bの↑と↓で一つづつしか動かせないマルチエフェクターにはない強みですね。名機として長く愛用されてきただけあって、取り回しもよくとにかく使いやすいのですが…デリメリットが
10年以上前の機種なので重たい。
パッチ1~3を切り替える時に一瞬音が消える。
重たいことを除けば非常に実戦向きなマルチエフェクターですが、新品購入するのなら今販売されているBossのGT-1Bの方が価格も安くできることも多いでしょう。
ですから、買う場合は中古をオススメします。
見た目のチープさからは考えられないマルチエフェクター ZOOM ( ズーム ) / B1Xon
この記事を書くにあたって、触ったことのないマルチエフェクターは書いていなかったのですが、先日こちらのB1Xonを触らせて頂く機会があったので、触ってみたのですが…かなりイケてました。
この見た目のチープ加減に「どうせ音はしょぼいんでしょ?」と舐めきっていたんですが、見た目と音が全然対比していません。
実践投入可能なレベルのマルチエフェクターが7000円ほどで買えるというのが驚きです。
ただ、無駄な機能は一切省いているため、B3nやMS60-BのようなLRで鳴らしたりするようなことはできません。
ちなみにこんな見た目でありながらファームウェアアップデートなどにも対応しています。
Zoomの開発力はほんとにヤバい。
低価格ながらも高品質!VOX StompLab IIB
アンプなどで有名なVoxがわずか6000円ほどで販売しているマルチエフェクター
元々プリセットされているエフェクトを自分このみに作り込んでいって音を作っていく…というタイプのマルチエフェクターなので、自分の好みの音になってくれない恐れはあります。
ただ、プリセットされている音色はどれも比較的高品質なものが多いので、全くの無知でとりあえず色んな音を鳴らしてみたい!という人にはオススメできるマルチエフェクターです。
家での練習なんかでも約だってくれそうな感じです。
SANS AMP好きはこれ! TECH21 BASS FLY RIG
ベーシストに大人気のSANS AMP!!
このマルチエフェクターはサンズアンプ+オクターバー+ファズ+コンプレッサー+コーラスといったベーシストにとって必要な音色は最低限揃っていて、高品質な音が作れるマルチエフェクターです。
マルチエフェクターって沢山の音色がある一方で、全然使わないままヤフオクに出品されることって多いと思うんです。
そういう意味ではサンズアンプとコンプ、飛び道具的なオクターバーに空間系の音を出せるコーラスがひとまとめになったこのマルチエフェクターは、当てはまる人にとってはこれ以上望むものがないマルチエフェクターだと思います。
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